空調設備工事とは?十分な換気ができる空調設備で集中力を高めよう

どの建物もプロの手によって、設置や配管工事、メンテナンスといった空調設備工事が行われています。最近の空調設備は室内を一定の温度に保つだけでなく、十分な換気を行えます。換気を行うと、感染症リスクを減らせるだけでなく、集中力を高める効果も期待できます。

 

空調設備工事によって得られるメリットとは?

空調設備とは、建物の中の室温や湿度を一定に保ちながら換気を行い、快適に過ごせるように空気を調整するための設備のことです。空調設備工事とは、エアコンなどの空調設備を新規の設置や、設置に伴う配管工事、既に設置されている空調設備のメンテナンスを行うことをいいます。

ふだん意識することは少ないかもしれませんが、一般住宅はもちろん商業施設、オフィス、施設、工場など、どの建物も空調設備工事が行われています。いつでも快適に過ごすための空調設備は、私たちの暮らしにとってなくてはならないものです。最近の空調設備の質の向上により、空調設備工事を行うことで得られるメリットには「快適な室温で過ごせる」「換気ができる」「集中力を高められる」の3点が挙げられるようになっています。

 

快適な室温で過ごせる

空調設備工事を行うと、季節に合わせて夏は涼しく冬は暖かく、というように、いつでも快適な室温で過ごせます。一つの空調設備で冷房と暖房の両方を行うことができるので、一年を通してフルに利用できるのもポイントです。エアコンなどの空調設備の新規の設置には、外側から見られない配管工事も行わなければなりません。また、空調設備はとてもデリケートなため丁重に扱わなければなりません。そのため、空調設備工事には専門的な技術だけでなく、きめ細やかな配慮が必要になります。

一度空調設備を設置すると快適な室温を手に入れられますが、その冷暖房効率を維持するためには定期的なメンテナンスが欠かせません。たとえば、夏に冷房を行う時、空調設備は室内の暑い空気を吸い込んで冷気に変えてから吐き出しますが、その過程で空調設備内に結露が生じ、それがカビの発生源となってしまいます。また、空気を吸い込む時、同時にほこりや汚れも吸い込むので、フィルターにはほこりなどが蓄積されていくのです。このように、空調設備の中にカビやほこりなどが蓄積された状態では、冷暖房効率が低下してしまいます。

一般住宅の空調設備であれば、ご自身で内部を掃除する方もいらっしゃるかもしれません。しかし、手が届かない奥の部分や取り外せないパーツを洗浄するのは難しく、間違って基盤に水や洗剤をかけてしまって故障の原因になることもあります。商業施設やオフィスビルの空調設備であれば、なおさら掃除は難しくなるのです。空調設備が設置されている場所はさまざまですが、天井は高く数も多いので、プロにメンテナンスを依頼する必要があります。プロにメンテナンスを依頼するとコストはかかりますが、手間はかかりません。空調設備工事のプロの技術であっという間に奥まできれいに洗浄し、冷暖房効率の良い状態に保つことが可能です。また、素人にやりがちなメンテナンス中の故障も起こり得ません。

換気ができる

空調設備は、一定の室温を保ちながら換気を行っています。室内に複数の人がいると感染症のリスクが高まりますが、空調設備を稼働させることによって換気を兼ねることが可能です。空調設備の換気方式には、「自然換気方式」と「機械換気方式」の2種類があります。

まず、自然換気方式は、室内と屋外の気圧の違いや風圧といった自然の力を利用して換気を行うものです。古い建物で空調設備工事が行われてから年数が経っているところは、この自然換気方式の空調設備である可能性があります。この換気方式の場合、その日の天候や気圧によって換気度合いに差が出てしまうので、十分な換気ができるとはいえません。

次に、機械換気方式は、機械によって送風と排風を強制的に行うものです。いつでも安定的に換気ができるので、自動的に室内の空気の入れ替えが行われて新鮮な空間で過ごせます。現在では新しく空調設備の設置工事をする場合、機械換気方式のものを選ぶことが義務付けられています。

集中力を高められる

適度な室温で定期的な換気が行われている室内では、集中力が高まることが確認されています。つまり、空気の質が良い空間では個人のパフォーマンスを高めることができるのです。

空気の質が良い状態とは、人間が快適に過ごすことができて、空気中の汚染物質が少ない状態のことをいいます。商業施設やオフィスビルでは多くの人が出入りする分、もち込まれるほこりやウイルスなどの汚染物質の量も多くなります。しかし、安全面が重視されるがゆえに、はめ込み式の窓となっていて換気が難しい場合も多いのが現状です。

そこで、機械換気方式の空調設備を導入すれば、窓を開けて換気ができなくても冷暖房と一緒に換気を行うことが可能になります。

とくに教育施設やオフィスビルでは、換気によってパフォーマンスを高めることが個人の能力アップや会社の業績向上に大きな影響を及ぼします。これまでの空調設備の役割は、室内を快適な室温に維持することに重きが置かれていました。しかし、空調設備の質の向上によって、これからは換気という観点も大切にしながら、集中力を高める効果が期待されていくのではないでしょうか。

まとめ

空調設備工事を行うと、室内をいつでも快適な室温に保つと同時に換気もできます。新規の設置工事は、専門的な技術とデリケートな設備を扱う配慮が必要です。また、空調設備には冷暖房効率を落とさないようにするために定期的なメンテナンスが必要です。空調設備工事のプロにお任せすれば、奥まであっという間に清潔な状態にしてくれます。「ヒロ総合メンテナンス合同会社」では、群馬・栃木・埼玉・千葉・福島を中心に空調設備工事を請け負っています。まずはお気軽にご相談くださいませ。

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