外構工事で気を付けるポイントとは?詳しくご紹介

ご自身で住む住宅は、室内はもちろん家の外側の部分もこだわりたいという方はいらっしゃるのではないでしょうか?家の中のことはハウスメーカーがいるお店で相談することが主だと思いますが、家の外側となるとどこに頼めばよいのか、またどのような施工が可能なのかわからない方も多いと思います。今回は外構工事について依頼するポイントをお伝えいたします。

 

外構工事の範囲

 

外構工事とは、住宅の外側の敷地内で行われる工事です。エクステリア工事と呼ばれることもありますが、エクステリア工事は家の外側の植栽や光源などの装飾にかかる空間全体の工事を指すのに対し、外構工事はエクステリアの中にある門扉や駐車場、フェンス、カーポートなどの構造物の工事のことを指します。

門扉や門柱

門まわりは家の正面であり、家の敷地に入るにあたって最も目がいく場所です。木製やスチール製などの素材や、門塀を建てる工事では15~25万円ほどの費用がかかります。

最近は門まわりをつけずにオープン外構にするケースもあるので、門柱にポストやインターフォンを取り付けることもできます。門柱と門扉だけのパターンだと10~20万円で済むことが多いです。

塀やフェンス

家の周りを囲う塀やフェンスがあることで不審者の侵入を防いだり、隣人や道路からの目隠しをしたりすることもできるうえ、子どもやペットの飛び出しを防ぐことが可能です。塀にはブロックだけで組み立てたものやブロックとフェンスを組み合わせたものの他に、植栽と組み合わせることもできるので、多くの種類を選べます。

ブロックだけの塀にすると高額になることが多いので、フェンスや植栽と組み合わせることによって20~60万円のあいだで済ませることが可能です。埼玉県や栃木県、群馬県や千葉県などの関東地方は通行人が多いので、塀やフェンスを取り付けることによって外からの視線を気にすることがなくなるのでおすすめです。

なお、塀やフェンスを取り付ける際は近隣との境界や日当たりに気を付ける必要があります。とくに2m以上の塀やフェンスを取り付けた際に、隣人の家の日当たりが悪くなって近隣トラブルに発展するケースもあるのです。隣人の家と距離が近い場合は、塀を取り付けると周りの住宅にどのような影響があるのかを把握し、取り付ける前にも隣人にひと声かけるなどしておく必要があります。

駐車スペース

駐車スペースはコンクリートに舗装する方法や、カーポートを設置する方法があります。福島県のように雪の降る地域ではコンクリートの舗装にロードヒーティングを入れること、吹き溜まりにならない住宅であればカーポートを設置することで雨風をしのげるので、車の寿命をのばすことが可能です。カーポートであれば車1台分で25~35万円、2台分であれば50~70万円ほどで取り付けることが可能です。

コンクリートに舗装する場合は15万円前後が相場になります。ロードヒーティングはボイラー式と、ヒートポンプ式、電熱線式があります。面積20㎡前後の場合、ボイラー式は58~85万円、ヒートポンプ式は84~90万円、電熱線式は43~60万円ほどです。ロードヒーティングにする場合は施工時の費用だけでなく、ロードヒーティングを作動しているときのコストの面も考えて施工を検討しましょう。

 

外構工事を依頼するにあたって注意する点

外構工事を取り扱っている業者はさまざまあり、ハウスメーカーやリフォーム業者、外構工事専門業者などがあります。依頼する側も要望を伝えて放っておくのではなく、ある程度の意見のすり合わせが必要になります。

どんな外構にしたいかイメージを固める

インテリアの依頼の時もそうですが、外構工事も設計から始まるので依頼者がどんな外構にしたいのか、イメージを固めて業者にしっかり伝えないと自分の希望にそぐわない仕上がりになってしまいます。うまく伝えられないときは自分の希望に似た写真を見せたり、業者から施工例を見せてもらったりと、限られた時間でできあがりのイメージを施工会社と共有できるような提案をしてもらえるようにしましょう。

想定外のことが起きた際の優先順位をつける

外構工事は見積もりを出したとしても想定外の施工が入り、予算オーバーすることがあります。見積もりの段階で大幅に予算をオーバーするようであれば、どの施工の内容をやめるのか、予算オーバーを受け入れるのかの優先順位をつけておきましょう。

契約書を交わす

稀ではありますが、設計図や見積書に詳細を記載しないまま工事を始める業者もいます。この場合、予算オーバーの原因やどんな材料にいくらかかっているのか、などを後から確認できないため施工業者とトラブルになる原因になります。取り決めたことは全て契約書に記載してもらい、見積書もどんな材料にどのくらいかけているのか詳しく記載されているものをセットにしてもらいましょう。

 

まとめ

外構工事を行うことによって家の外観が整い、住まいの居心地も良くなることでしょう。しかし、近隣や業者と折り合いをつけずに施工を行うと後からトラブルになりかねませんので、親身に相談に乗ってくれる業者を選ぶ必要があります。「ヒロ総合メンテナンス合同会社」では、外構工事に関するさまざまなお悩みに対応いたします。

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